能勢清流工房_理念

能勢の四季折々の自然とそれに調和し発展してきた日本文化を次代に継承し、世界に発信する


四季折々の自然と日本文化との調和、それは、能勢町の最大の魅力です。高原盆地の能勢町は、気候温暖でありながら、一日の寒暖差が大きく、冬は近畿で最も冷え込むともいわれる特有の気候のため、日本一豊かな生物多様性とも評されるほどの豊かな自然環境※があります。さらに、大坂と京との中間にあることから、浄瑠璃をはじめとする豊かな文化が発展してきた歴史的経緯があります。日本三大歌垣のひとつがあるのも、栗の銘品「銀寄」発祥の地も、山岳信仰の聖地妙見山があるのも能勢町です。


近年では、自然環境やまちづくりの持続可能性に着目した国際交流の取り組みも盛んに行われており、国際化時代にふさわしい能勢の新しい価値を創造し、古きよき日本らしい佇まいを今に残す能勢はグローバルブランド”Nose”として、留学生やウーファー(海外からの住み込み農業研修者)、海外の農村などとの交流を通じて、世界的に知られるようになりつつあります。


この半世紀ほどの間、日本では生活様式の西洋化が進んできましたが、能勢清流工房では、豊かな自然環境と日本の伝統文化とがよく調和した能勢の潜在能力を最大限に引き出しつつ、多くの方に発展的に継承し、日本の里山らしい魅力を代表する存在としての誇りをもって、世界に向けて発信していく努力を続けてまいります。どうぞご期待下さい。


※三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 平成28年「生物多様性に優れた自治体ランキング」の「生態系の豊かさと便益を評価する指標群」において、大阪府能勢町は、栃木県茂木町・那須町、岐阜県恵那市、兵庫県猪名川町、奈良県宇陀市、広島県竹原市とともに全国第1位の評価を獲得。

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